今日は数年前、まだ子どもたちが小さい時にあったお話をしようと思います。
何かの用事で電車に乗って都心まで出かけた日の帰りの電車でのことでした。
ちょうど退勤ラッシュの時刻になってしまい、混んでいた電車内。
申し訳ないなぁと思いながら、子どもたちと座って乗っていました。
そうしてしばらく乗っていたところ、息子が疲れて眠くなってきたこともあり、少しグズり出したのです。
本格的にグズり出したら大変だ!
心の中でヒヤヒヤ。。。
焦りながらも、穏やかに話しかけながらなだめていると、突然!!!
目の前に立っているサラリーマン風の男性が手品をし始めたのです!!!!!
え?
ええええ?!?!?!
何も言わずに急に目の前で始まった手品(笑)
突然の出来事に面喰いましたが、私はすぐに子どもたちに伝え、三人でその男性の手品をじーっと見ました。
男性の手の中にあったボールが消えたり出てきたり!!!
ちょうど私たちの視線の高さが男性の手の高さくらいだったので、本当に間近で見ているはずなのに全くトリックが分からない!!!
くるくる手を回転させたりながらボールを操っていました。
きっと時間にして5~10分くらいだったと思います。
グズったり眠そうにしていた息子も娘ももちろん覚醒!!!(笑)
「すごいね!」
「びっくりだね!」
そう感嘆の声を上げる私たちに、その男性は何を言うこともなく、電車を降りて行ってしまいました。
一体今のは何だったんだろう?(手品ですが…笑)
あまりに突然で
あまりに一瞬で
本当にあった出来事なのかも不安になるくらいでした。笑
そこがどこの駅だったのかはもう覚えていません。
とてもびっくりしたけれど、とても貴重な体験。
グズリ出した息子を救ってくれた手品師。
まさに救い主(笑)
きっともう一生ないであろう忘れられない思い出です。
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