今年もコロナ禍で色々なイベントが中止になったり、規模が縮小されたりすることが多く、中学入試の説明会や文化祭、運動会など、直接学校へ行って雰囲気を感じることが出来る機会に恵まれませんでした。
そんな中、この度武蔵高等学校中学校の説明会に申し込めたので行ってきました。
到底今の息子には手の届かない学校ですが(笑)、息子が「説明会に行ってみたい。」と言っていたので頑張って申し込み開始すぐに申し込みました。
以前、どこかの説明会かイベント(すでに忘れている私。笑)にネットから申し込もうとしたら全く接続できず、あっという間にいっぱいになってしまったことがあり、今回は時計とにらめっこをして出先で頑張ってみました。
今回は私が申し込めたくらいなのでそこまで回線も混んでいなかったのかもしれませんが。。。
何はともあれ、どこの説明会も行ったことがなかったので申し込めて良かったです。
どうにもやる気の出ない息子、もしかして行きたい学校のイメージを強く持てれば頑張れるのかも。。。なんて淡い期待もありました。笑
学校の場所が分からず迷う(笑)
学校説明会自体が初めてなので、息子とドキドキしながら向かいました。
google mapを見ながら、「この辺りのはず…。」
と進むものの、中学校も武蔵大学の敷地内にあるため、周りも広すぎて自分がどこにいるのかだんだんと分からなくなっていました(;’∀’)
方向音痴の私。
息子を不安にさせてはいけない。
こういう時は人に聞くのが一番。
すぐにお散歩中と思われる方に聞いて、無事にたどり着くことが出来ました。
教えてくださった方に感謝です。
しかし!!せっかく門を見つけたにもかかわらず、恐ろしいことに気が付きました!
受付票をプリントアウトしてくるのを忘れていたのです!!
受付票をプリントアウトするためにコンビニへ駆け込む
申し込みをした時に発行された受付票を印刷してきて、当日受付で提出するよう記載があったのですが、忘れていました。
どうしよう。。。
スマホにはデータがあるので、なんとか印刷できないかと調べたところ、コンビニで印刷できるサービスがありました!
ネットワークプリントサービスというものなのですが、スマホからファイルを登録し、コンビニのマルチコピー機でプリント出来るというサービスです。
なんと有難いサービスでしょうか(゚∀゚)
会員登録なども不要で、スマホからファイルを登録すると、ユーザー番号というものが発行されて、それをマルチコピー機に入力してプリントアウトするだけでした。
すっごく便利でビックリです。
機械音痴の私でもスムーズに出来たので、簡単だと思います。
このサービスがあるコンビニは
- ファミリーマート
- ローソン
- ポプラグループ
の3つです。
料金はコンビニや印刷するサイズによって違うようです。
今回はA4のカラープリントだったので60円でした。
猛ダッシュで近くのファミリーマートまで行って、学校へ戻ったのですが、受付をするところで、受付票がなくても中に入れている人を見かけて少しショックでした。。(^^;)
どうやら提出しなくても入れたようでした(笑)
説明会があった大講堂
今回、説明会が開催された”学園大講堂”はとても素敵な建物でした。
あまり上手に撮れていませんが、夕日が当たった紅葉しつつある木々も綺麗でした。
建物のスクラッチタイルの外壁が何とも趣があり、周りの木との調和も美しいと思いました。
歴史のある建物はやはりいいものですね。
1928年に建てられたものだそうで、ずっと大切にされてきたんだなぁと思いました。
練馬区の指定・登録文化財にもなっているようです。
説明会の内容①校長 杉山剛士先生によるお話 ”新生武蔵が目指すもの”
まずは武蔵の特徴として
- 豊かな自然:ヤギ、たぬき、ツミ、カモなどがいて、川も流れている広大な敷地
- 学問の存在:大学とのつながりが深いことにより学問と研究がより出来る環境
- 少人数での教育:学年4クラス(開成・麻布は7クラス)
をあげていらっしゃいました。
校風は自由
- 制服、上履きがない
- お昼は自由(お弁当でも学食でも良い)
- 始業式の席も自由、朝や帰りの会もなし
- 行事は生徒に任せている
教育理念は自調自考のエンジンを身につけろ
グライダーか飛行機か?
グライダーのように風任せなのか、自分でどこへ行くか操縦できる飛行機になるのか?と校長先生はお話しされていました。
真に信頼され、尊敬されるリーダーの育成
世界をつなげていく独創的で柔軟な人間を育てたいということでした。
学校選びのポイント
10代の多感な時期をどのような価値観の中で過ごすのか?とおっしゃっていました。確かに多感な時期の環境による影響は大きそうです。
説明会の内容②広報委員長 小池保則先生によるお話 ”学びのグランドデザイン~授業と行事の特色”
そもそも?を考える授業
顕微鏡をペットボトルのキャップを使って手作りしたり、国語で一寸法師の原書を読んだりするそうで、とても面白いなと思いました。
ほとんどはパンフレットの内容と重なっていました。(ご本人がそうおっしゃっていました。)
そして印象深かった言葉がありました。
おおたとしまささんが書かれた”ルポ 森のようちえん”という本の中の言葉。
“教育“=”教えたい力”と”育ちたい力”がタイミングよく手を結んだところに生じる営み
なるほど、教育ってそういうことなのかもしれない。
それを小池先生は武蔵の教育にも当てはまるとおっしゃっていて、
“武蔵の学び”=”教えたい力”と”学びたい力”がタイミングよく手を結んだところに生じる営み
なのだそうです。
まとめ
全体を通じて、無理強いをするのではなく、生徒の学びたいという気持ちを引き出す仕掛けをたくさん学校側が作って、その学びをサポートしていく姿勢がうかがえました。
こんな風に学べたら、きっと学ぶことが大好きになるのでしょう。
学内のお散歩にもいくというお話も聞いたことがあり、息子が通っていた幼稚園にどこか通じるところがありました。
子どもたちの自由な活動から学びを作っていくことが出来れば本当に素晴らしいと思います。
学力はさておき(笑)、好奇心旺盛な息子は、こんな学校で学ぶことが出来たら幸せだろうなと思いました。
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