塾に楽しく通っているだけでは価値がない?

中学受験

昨日は私自身の未熟さゆえに、子どものサポートをうまく出来ていないという現状について書きました。

今日もその続きで息子の通塾に価値があるのか?について書きたいと思います。

とても楽しい塾の授業

現在小学4年生の息子は3年生の半ばから塾に通っています。

なぜなら、本人が中学受験をしたいと言ったからです。

「塾の授業は学校よりも面白い!!」

「たくさん知らないことを教えてくれるんだ!!」

と本人は楽しそうに通っています。

学校から帰宅して、おやつを食べる間もなく出ていくことも多く、

その上、帰宅も八時半過ぎ…いつも腹ペコで帰ってきます。

通うだけでも大変そうだけれど、

「今日はこんなこと習ったんだ~!」とテキストを見せながら嬉しそうに話してくれます。

本当に学ぶことが楽しいんだろうなぁ。。。

確かに私も小学生の時に少しだけ通った塾の授業、好きだったなぁと思ったりもしていました。

家庭で復習という大問題

しかしながら、楽しく通っているだけで、家庭での復習を怠るとすぐに学んだことを忘れてしまいます。

この「家庭での復習」ここが大問題の部分(笑)

楽しく通ってくれているのは親としてはとても嬉しいことです。

しかしながら、大手の塾で、毎月の月謝もなかなか高いのです。

夫は「俺が一生懸命働いた金を払っているのに、頑張らない(やるべきことをやらない)とは何事か!!」と息子を怒ります。

夫の気持ちも分かるのですが、息子の性格からすると

目の前の誘惑に勝てない

自分の気持ちが乗らないと、ついついダラダラ

面倒くさくて、ついついサボる

こんなのは当たり前のことで、私はあきらめて放置していました。(男児あるあるでしょうか?笑)

この放置が良くなかったのかもしれません。

私がもっと工夫して、息子をうまく誘導出来れば良かったのかもしれない。

けれども、何かとややこしい息子に、些細なことでも、あれやこれやと働きかけるのはなかなか骨の折れる大仕事なので、私自身が頑張れていませんでした。

些細な出来事がオオゴトになることもしばしばあるからです(苦笑)

まだ4年生、楽しく通っているだけではダメなのかな。。。

そんな甘いことをついつい考えてしまう私ですが、そんなことに費やすお金は我が家にはないからそれはダメなんだ!と夫の話を聞いて考えを改めました。

まとめ

塾に楽しく通っているだけでは価値がないのかどうか。

これはそれぞれの家庭の価値観で判断するしかないのですね。

当たり前ですが、人はそれぞれ置かれた状況が違います。

「子どもが楽しく学んでいるのだから、中学受験をするかしないかにかかわらず、とりあえず通うのもいいんじゃない?」と思うご家庭もあると思います。

私もそう思っているところがありました(笑)

しかし現実の我が家の状況は

  • ただ学ぶことを楽しむだけのために高い授業料を払う余裕はない。
  • 中学受験をし、希望する学校に合格するために、努力をするための通塾である。

つまり、ただ楽しく通っているだけでは価値がない。

これが我が家の結論ということでした。

何を余裕ぶっていたんだ私!!

私は経済的なことが分かっていなくて、現実を見られていませんでした。

価値というものは、人によって、環境によって、その姿を変えるのですね。

「楽しく通っているだけでは価値がない」という我が家の場合、こんな家庭学習状況の息子は塾をやめなくてはいけなくなります。

今は、せっかく楽しんで学んでいるのにやめるのは可哀想だな…と思う気持ちと、

「やる気ないならやめろ!!」と夫に度々泣かされている方が可哀想…と思う気持ちが入り混じっています。

結局、家庭学習がきちんとできれば問題ないということは、家庭学習を私がうまくサポートできるようになれば、それが一番の解決策ということなんですよね。

それが分かっていても簡単に出来ないのですが。。。

子ども4人を東大に入れた佐藤ママの本、一度しっかり読んでみようかな。。。

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