早稲田アカデミー IBS国立ラボの説明会に参加して

お家で出来る英語教育

早稲田アカデミーが主催している「IBS国立ラボ」をご存じでしょうか?

以前から気になっていたのですが、この度、入会説明会に参加してみました。

入会説明会に参加した理由

IBS国立ラボは多読に力を入れた英語教室です。

私の娘は正真正銘本の虫。

テレビを観るより読書が好きです。

毎日学校の図書室に新しい本を借りに行き、寝ても覚めても本を読んでいます。

ちょっと活字中毒になっています(^^;)

そんな娘に多読に力を入れている教室は向いているのではないかと思ったことが最初のきっかけでした。

多読のもつ力

多読はmpiでも力を入れているもので、私自身も子どもたちに教える上で大切にしてきたことです。

英語の本を多読することは活きた英語を身につけられるということにつながっています。

日本語には日本語の、英語には英語の、それぞれの文化で培われてきた言葉や使い方があります。それは文法の勉強をいくらしても身に付きません。

私はアメリカで生活をしたことで、日本での英語の勉強が使える英語、通じる英語を身につける方法とはずれていることを肌で感じました。

簡単な表現でも、ネイティブスピーカーが使う表現を日本ではほぼ習っていなかったからです。日本人が英語に訳した表現より、もっともっとシンプルで伝わる表現がいっぱいありました。

言語はその国に行って、毎日見て聞いて書いて話すことを繰り返せば誰だって身につけられる。

けれども、日本に住んでいたらなかなかそういうわけにはいきません。

そこで、日本に住んでいながらどうやって活きた英語に触れていくかという課題があります。

それを多読、つまり本を読むことである程度補っていけるのだと思います。

IBSの主宰者である松井先生の説明会でのお話では多読は英語脳を作るための方法としておっしゃっていました。

この英語脳というのが英語を英語で理解する脳なのだそうです。

英語脳

英語を英語で理解する脳。

これは英訳とか和訳という概念を捨てて、英語の感覚を持って英語を理解することが出来る脳です。

それを育てるためのカリキュラムとしてあげているのが

  1. Phonics
  2. ボキャブラリービルディング
  3. 英語を実際使ってみる → 読書する(ここが多読のようです)
  4. ライティング
  5. スピーキング

やはりPhonicsがあって、多読が出来るようになるのはmpiの指導法と同じですね。

Goal Oriented

毎日の学習が「夢」と「目標」につながっているかどうかが大切だというお話がありました。

目標があって、今どこにいて、目標にたどり着くためにいつまでにどんなやり方で頑張るのかを明確にすること。

目標を達成するためにはそういう考え方ですすめていくというのを明確にお話されていました。

英検は「ものさし」

IBS国立ラボは英検の合格者数を明示していて、それが魅力だと考える方も多いと思うのですが、英検はあくまで「ものさし」ということでした。

この意見には私もとても同意します。

英語が本当の意味で出来るようになれば、英検は自然に合格できるレベルに達すると私も思っていて、これまでもそういうスタンスで子どもたちに英語を教えてきました。

そして何より、英検合格だけを目標に学んでも、使える英語は身につかないと思うからです。

思いっきり英語の本が読める環境

入会説明会の資料に、”日本で英語多読をするのは大変です。”とかいてありました。

本当にそうだと思います。

私も子どものために英語の本がないか市立図書館に探しに行ったのですが、ほとんどありません。

mpiの多読テキストも買ったのですが、1セット4,598~5,808円と高いです。

たくさんの種類を家庭でそろえてあげるのは容易ではありません。

IBS国立ラボは6,000冊の本があり、思いっきり読めるということでした。

本が好きな子どもには本当にたまらない環境ですね。

まとめ

入会説明会、先生はとてもお話上手で、さすが元塾講師だなと思いました。

終始、先生の熱意が伝わってくる説明会でした。

そして、お話の内容は私の英語教育理念と合致するところも多くありました。

ただ、少なくとも入会金が11,000円、月々25,410円、その他年会費が2,900円かかります。決して安くない(というか高い。。笑)ので簡単には決められません。

さらに、入会するまでにはいくつかのステップがあります。

まずは体験授業を受けて、その後に先生との入会面接を経て、面接で合格すると入会できるということでした。

倍率は2~4倍とのこと。。。

読書好きの娘にはピッタリのような気もしますが、本人のやる気も含めて、入会するかどうかはじっくり考えたいと思います。

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