先日、息子が中学受験をケイゾクすることになったことを書きました。
中学受験は親の受験ともいわれるほど、親のサポートがかかせない。。
わが息子のような精神的に幼い、問題を間違えると怒り出す幼稚なタイプは尚更です。
今日は受験サポートのバイブルのような本を購入し、早速実践してみたことをレポートしたいと思います。
“親がやるべき受験サポート” 佐藤亮子 安波京子 著
とっても手のかかるややこしい性格(タイプ)の息子にはどういうサポートをしたらいいのか、自分で思いつくことには限界を感じ手に取った本は
“親がやるべき受験サポート” 佐藤亮子 安波京子 著
です。
言わずと知れた、東大に四人のご子息を入れた佐藤ママさんと中学受験の専門カウンセラーの安波京子さんが2021年4月に共著で出された本です。
数か月前、発売されたことを知って、気になって図書館で予約していたのですが、一冊の蔵書に未だに10人待ち。
予約した当時は参考程度に読もうかな。。。くらいのテンションでしたが、今はすぐにでも読みたい!!(切羽詰まっています。涙笑)
10番目に読める頃には息子のサポートは手遅れになると思い、おもいきって購入しました。笑
早速読んでみたところ、とても読みやすくて頑張れば一日でざっと読める本でした。
とは言っても、とてもためになる内容で決して内容が薄いということではありません。
しっかりかみ砕いて、さらに参考の資料(佐藤ママのやっていたノート術などの写真と解説)のところも読み込むとなると1.5~2日くらいは必要かもしれません。
私はとりあえず、ざっと読んでまず取り組めるところからとにかくやってみよう!という気持ちで読み始めたのですが、内容は私のような放置気味のサポーターにはとても参考になるものでした。
もともとマニュアルやお手本に忠実にやることが苦にならないタイプの私。笑
早速、今日出来ることを真似してやってみることにしました。
算数のノートを作ってみる
まずは息子の苦手な算数のノートから、本に書いてあったやり方で作成してみました。
ちょっと見えにくいですが…(笑)
このように、子どもが問題を解きやすいように、ノートに事前に問題を切り貼りしておくというもの。
こうすることで、子どもが途中式などの思考の過程をを思いきり書けるのだそうです。
- 手を抜かずに簡単な式もきちんと書かせる。
- スペースがあることで丁寧に途中の計算式を書ける
- 図形もしっかり描けるスペースを空けておく。
のが大切ということでした。
まさに息子が面倒くさがって何度注意してもやらないことです。(涙)
佐藤ママ曰はく、大体の子どもって書くのを面倒に思うものらしいです。
わが子だけではないんだと少し安心しました。
だからこそ、せめて書きやすいように…という親心から、工夫されたのですね。
適当な放置系サポートだった私は頭が下がります。
気持ちを入れ替えなければ!!!
難しいのは、この問題にどのくらいのスペースが必要なのかというところ。
今日の私のように「このくらいでいいのかなぁ…?」と悩みながら貼ると時間がかかってしまいますが、1問1ページと割り切ってやればさらに早く作成出来そうです。
私はケチで、ついつい無駄なスペースがあるとモッタイナイ!と思ってしまいますが、佐藤ママさんは子どもがやりやすいなら割り切ってというお考えでした!
確かに、悩みに悩んで、半ページを節約したところで…と思えなくもないです。笑
でも、塵も積もれば。。。笑
ということで、そこは今後ちょっと続けてみて、プロの目利きのように息子の計算能力に合わせて瞬時にスペースを割り出せるくらいになったら、この節約コースで!(笑)
無理そうなら大盤振る舞いコースで!!!(笑)
ちょっと様子を見てみたいと思います。
息子の反応
息子に「どうだった?やりやすかった?」と聞いてみたところ、
「すっごくやりやすかった!!!ありがとう!!」
と言ってくれました。(いい笑顔だったので、嘘ではなさそう。笑)
母、頑張った甲斐があります(笑)
佐藤ママさんは、子どもたちが慣れてきたら、問題は貼らずに番号だけを書いておくようにされたようです。
ひとまず、続けてみて、息子がどのくらい途中式や筆算、図などを丁寧に書けるようになるかですね。
本当に字が汚くて、何を書いているのか分からないような息子なので、少しでも気にかけてほしいな…と、ノートの端に一言応援メッセージを見開きページ毎に書いておきました。
これは私のオリジナルの工夫です。
なので効き目があるかは分かりません。笑
下の写真の左端の青字の部分です。
応援メッセージを書いてみましたが、今日の息子の字がいつもより改善されたという感じはありませんでした(笑)
こちらも様子見ですね!
ノートを作っても、間違えるとグズる息子(泣笑)
「やりやすくなった!!!」
なんて喜んでくれていたのも束の間、丸つけをして、間違えた問題に、”×(バツ)”ではなく「ニコちゃんマークと”chance!”」で印をつけ(少しでもバツ感がなくなるように。笑)
「間違えた問題ははチャンスだよ!」
と声かけをして渡したものの、不満そう。。。
どうやら問題を解くことで疲れたらしい。。。
「やり直しが大事だよ。とりあえずやってみよう!」
とさせてみたものの、何度解き直しても間違う問題が出てきて怒り出し、やりたくないのと悔しいので泣き出す始末。
はぁ~(*´Д`)
私はため息と苛立ち。。。
息子の癇癪と泣き声にイライラもピークになって
「間違うのはお母さんのせいなの?」
「よく考えなさい!!」
と言ってしまいました。
しかし、そのセリフにさらに癇癪はエスカレート!
ハッ!!!
として息子を抱きしめて
「悔しいんだよね。大丈夫だよ。出来るようになる。」
と慰める方向にチェンジしました。
すぐには泣き止まないものの、少しずつ落ち着いてきました。
こういう精神的なサポートが一番難しい。
自分では簡単だと思っている問題を間違う自分を、悔しくて受け止めきれない息子。
間違ったらやり直せばいいだけなのにそれがすっと出来ない息子。
成長が本当に待ち遠しいです。
まとめ
今日はサポート再スタート1日目ということで、若干見切り発車なところがありますが、佐藤ママさんと安波先生のアドバイスを参考にしばらく頑張ってみたいと思います。
息子がどう変わるのか
そもそも私が続けられるのか(笑)
またレポートしていきたいと思います。
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