これまで、何度も何度も話し合っては続けることにしてきたSAPIX(サピックス)をとうとう退室しました。
3年生の7月に入室してから1年8か月、やめることにしました。
ADHDタイプ(特に診断をされているわけではないのですが、明らかにその特性を持っています)の息子は何度も「頑張る!!」と言ってはサボってしまう。
ゲームをしない約束も守れない。
最後に在籍していたクラスはα(アルファ)5。
アルファ落ちしては、次のテストで何とか戻り…を繰り返していました。
本気でやらずして受験で勝てるのか?という不安。
そして高い塾代とノート作りなどの勉強サポート。
親の方が先に限界を迎えてしまうと聞いたことがありますが
本当にその通りだと思いました。
息子は楽しい塾の授業を毎回とても楽しみにしていました。
今日はこんなことを習ったんだ~!!!と嬉しそうに教えてくれていました。
でも家庭学習はしたくないのが本音。
頑張ろうと思うけど、目の前の誘惑にはどうしても勝てない。
(小学生なら当たり前のことだと思うけれど。。。)
それでは、行きたい学校には行けないだろう。
小さい頃から我慢が苦手。
幼稚園の時は精神年齢2歳児レベル(/ω\)
現在は10歳で幼稚園レベル(笑)
でも成長はしています。
それはずっとそばで見てきたから分かります。
でも周りの子と比べたら正直その辺りの発達が遅いと思います。
幼稚園児でも息子より我慢できる子はいました(笑)
知能は上がっているけど精神的には幼い。
そんな息子に中学受験はやはり難しい。
ずっと続けたいと言っていた息子。
昨年の10月にも「出来ないからやめる」と息子が決心し、
一度塾に電話をしてやめようとしたけれど
4年生という区切り(1月)までやってからやめようということになり、
5年生になる時に、「どうしても続けたい」と息子が言うので
頑張ることを約束して続けるという決断をしました。
しかし、やっぱり頑張れない。
スポーツも続けながら頑張るなんて普通でも難しいのに、
我慢が苦手な息子には本当に大変なことだったと思います。
疲れた身体でダラダラ休みたいのに頑張る!なんて本当に大変。
そうすると、約束していることも出来なくて主人に大声で怒鳴られて、
恐くて泣いている息子への精神的なダメージの方がずっと心配でした。
自分は出来ないんだ、ダメな子なんだ
そんなイメージを自分に持ってしまうのは良くないからです。
ADHDなどの発達障害のある子の二次障害と言われるものです。
息子の好奇心旺盛でやる気がある良いところまで消えてしまう。。。
そんな中学受験は続けていくのはやっぱり良くないと思いました。
それでも、本当にやめて良かったのかな。。。
もっと良いサポートの仕方はなかったのかな。。。
そんなことを考えて朝まで眠れない夜もありました。
けれども、今はこれまで出来なかった友達との公園遊びに行っています。
学校から帰って外で友達と思いっきり遊ぶ!!
小学生ってそんなもの!!!
早速転んで手の皮をすりむいて家に帰ってきた息子は
「転んだのをみんなに笑われた!」とプンプンしていました。
そういうこともあるある(笑)
とりあえず、SAPIXをやめても元気そう(笑)
子どもなんてそんなもの(^▽^;)
心の整理がつけられず納得がいっていないのは、
きっと主人。。。
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