玄米を食べていることを昨日ブログに書きました。
しかし、インターネットで検索のところに”玄米”と入力すると、“毒”とか“危険”という文字がその隣に出てきたりします。
なぜ???(゜゜)???
“玄米は身体にいい”
そう言う人もいる一方で逆のことを言う人もいる。
(玄米に限らず、世の中のたいていのものに相反する意見がある気がしますが…)
それでも玄米を食べ続けている私が、今現在、安心だと思っている玄米を発芽させて食べる方法について今日は書いてみたいと思います。
そもそも何が“毒”で何が“危険”なのか?
私も玄米食を続ける過程で何度も心配になり、色々と調べました。
インターネットでも調べたり、本を読んだりしました。
色々なことを言う人がいるので、最後は自分が何を信じるかというお話になってしまうのですが、多くの人が言う“毒”といっているのはアブシジン酸です。
どうしてアブシジン酸が毒と言われるのかというと、私たち人間のミトコンドリアに悪影響を与えるからなのだそうです。
この”ミトコンドリア”という言葉、懐かしいですよね。
私もウン十年前に中学校の理科で習いました。笑
覚えているのは言葉だけですっかり忘れてしまったので、”ミトコンドリア”をwikipediaで調べてみました。
すごく専門的で難しい説明が長文で書いてあったのですが、ざっくり比喩的に言うと“エネルギーを生み出す細胞”ということです。笑
このミトコンドリアに悪影響を与えるアブシジン酸が玄米にはあります。
でも、アブシジン酸は人体には悪影響でも植物には大切な成分なのです。
なぜならばアブシジン酸は発芽に必要不可欠な成分だからです。
発芽に必要不可欠なので発芽してしまえば消えてしまいます。
つまり発芽させればアブシジン酸(=毒)はなくなるということです。
玄米ではなく発芽玄米を食べる方法
おそらく、一番手っ取り早く確実なのは発芽玄米を買うことです。
色々なメーカーから出ています。
有名なのはFANCLの発芽玄米でしょうか。
DHCも販売しているようです。
他にも店舗やネット上で色々なお店が売っていますね。
ただ、どれも割高です。
発芽させる手間もあるし仕方がないとは思うのですが、私が買い続けると家計を圧迫してしまいそう。。。
そこでもう一つの方法、自分で玄米を発芽させることにしました。
玄米を発芽させる方法
“方法”なんてたいそうなことを書きましたが、簡単です(笑)
- 玄米を計量してきれいに洗う
- バットに玄米を入れて玄米がしっかり浸かる量の水を入れる
- 毎日水を換えて発芽するまで待つ
☆工程ごとのポイント☆
まず大切なのは1の工程のきれいに洗うというところです。
玄米はしっかり洗わないと意外とほこりなどの汚れもついていますし、糠をなるべく取っとおくという意味もあります。
そして2の工程では最初は少し多めにお水を入れておくと良いです。
なぜならば一晩で結構玄米が水を吸収するからです。
工程3では玄米の様子を見つつ、発芽させすぎないように気を付けることです。
もちろん植物なので季節によって発芽するスピードは全然違います。
ご想像通り、夏は早く、冬は遅い。
なので炊きたいタイミングを見計らって発芽させるのは結構難しいです。
夏場に多いのですが、発芽させすぎると発酵してしまって臭いので注意です。。。笑
発芽前はただの玄米↓
発芽した玄米↓
玄米の右側にちょこんとかわいい芽が出ています。
ちなみに、なるべく平たく浸水させると良いということで、私はいつもバットで発芽させています。
その様子がこちら↓
近くで見てみると。。。↓
ちょこちょこ芽が出ているのがお分かりになりますでしょうか?
結構かわいいです(笑)
私、育てた!!って気持ちになります(笑)
子育てはなかなか成果が見えませんが、玄米はすぐに見えます(笑)
しかし、やっぱり玄米も個体差が合って、同じタイミングでも発芽していないものもあります。
浸水するだけでもアブシジン酸がなくなるという説もあるので、私は8割くらいが発芽していたらオッケーにしています。
全部が発芽するのを待っていると、ものすごく長~く芽が育ったりして、もはやお米ではなく種にしか見えなくなったことがあるからです(笑)
節約!発芽玄米ライフ(笑)
これからも地道に歩んでいこうと思います。
こうなればオッケーです!
コメント