鼻から行くべきか口から行くべきか、それが問題だ

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今日は人間ドックに行ってきました。

30代も後半になり、人間ドックはきちんと受けておいた方がいいなと思いながらも、なかなか勇気が出ずにいて、やっと思い腰を上げたのが2年前です。

今回の人間ドックは、前回の人間ドックを受けた病院とは違う所にしました。

理由はただ一つ、内視鏡検査が経口と経鼻のどちらも選べるからです。

今日は2年ぶりに受けた人間ドックについて書こうと思います。

出だしでつまづく!

今回の人間ドックは前回とは違う病院にしたことはお伝えしました。

それにより、前回はなかった事前準備が必要だということに気が付いたのが昨日(前日)です。。。

本当に忘れっぽい私は昨日のお昼過ぎに、今日が人間ドックだということに気が付きました。

急いで1か月以上前に送られていた封筒を開けた私。

まずい。。。。。。。。

(ここからは少々下のお話になります。どうかご容赦くださいませ。)

便の採取が必要なのに今さっき出たばっかり。。。

2日分必要なのに、もう今日1日しかない。。。

今日と明日出れば何とかなるのかな。。。

今日はもう朝とお昼に出てしまったから夜も出るってあるのかな…(;’∀’)

しかも胃カメラあるから、今夜は8時までしか食べちゃいけないのに…(;;’∀’)

絶望的な状況。

祈るように夕食を食べて待ちましたが、昨夜は結局無理でした。

そして、今朝、200mlのお水だけを飲み、出ないかと祈るもやはり出ませんでした。

ご飯食べれば出るのにな。

でも胃カメラで食べられない。

すべて自分のせいです。

とにかく他の人間ドックだけでも受けよう。

もし、お昼ご飯を食べてからで間に合うようであれば、提出させていただこうと決め、病院へ向かいました。

病院の方に相談したところ、「後日の提出は出来ないですが、今日の13時くらいまでなら大丈夫です。」とのこと。

ありがたい。涙

これなら検査の後で食べてから間に合うかも!と希望の光が見えました。

常にスタンバイした状態での人間ドック

検査着に着替え、呼ばれた検査から行うのですが、

万が一、途中で出ることがあればいつでも採取できるように検査キットを持っていなきゃ!!

ということで、恥ずかしいけれど検査キットを傍らに色々な検査を受けていきました。

しかし、やはりすべての検査が終わっても出ることはありませんでした。笑

胃カメラは口からor鼻から、どっちが楽なのか問題

私が人間ドックで一番気にしていることは内視鏡検査(胃カメラ)です。

前回の人間ドックでは、口からの内視鏡検査(胃カメラ)しかやっていない病院だったので、口から検査しました。

今回は鼻からを選択したので、どちらも経験した私の感想を書きたいと思います。

前回(2年前)が初めての胃カメラだったのですが、その衝撃は忘れられません(笑)

簡易ベッドに横になり、まず目に入った小指ほどの太さのカメラ、直径10mm以上は絶対にありました。

え??!!

この太さを?!?!?

「それでは始めますね~。」という先生の言葉と共にグイグイ入ってくるカメラ。

押し戻そうとする私の喉の奥。

まさに力と力のぶつかり合いです。笑

吐きそうになりながら、泣きながら、ただただ終わるのを待つだけでした。

これはツライ!辛すぎる!!

ただそれだけでした。

鼻からの方が楽、そう言われているのは知っていました。

そう決意したことを覚えています。

そして、今日がその次回でした。

鼻からの検査は初めにジェル状のようなドロッとした麻酔を鼻から喉の奥に流し込みます。

薬独特の香りと苦みのある何とも言えないお薬です。

けれど、「これがないと痛いんだから頑張らなきゃ!」と思って前向きに頑張りました。

しかし!!!

その次の段階の鼻の通りを確認するチューブを入れる時点で、私の鼻が狭いことが分かりました。

え?!狭いの???

実は朝の受付の際に、

「今日は鼻からの内視鏡検査がありますが、もし鼻が狭くて出来ない場合は口からになります。」

と説明を受けていましたが、

「鼻が大きい方なので大丈夫だと思います。笑」

なんて返していた私。

これまで存在感のある団子鼻を気にして生きてきたのに(涙)

なんと!!!

完全に見かけ倒しの私の鼻!!笑

まさかの奥が狭いタイプだとは(涙)

看護師さんに「実際のカメラより細いタイプのチューブで一度入れてみますね。やっぱり狭いですね~。」

と言われながらも、なんとか一回り細いタイプのチューブを事前に入れて、先生のいる部屋まで移動しました。

ベッドに横になり、スタンバイするも、先生から

「狭いようなので、とりあえず鼻からやってみますが、鼻から出来なければ口からにしますね。」

と言われ、「どうなるんだろう…。」と不安になりながら、一回り太いカメラが入ってくるのを待ちました。

「それでは入れていきますね。少しの時間なので頑張りましょう。ただ、狭いようなので痛かったら教えてください。」

そう先生が言って始まりました。

入り始めた少し奥のところでひっかかり、「狭いですね~。」と先生。

それでも、少しずつ少しずつ進んでいけそうな道を探しながら頑張ってくださいましたが、激痛が!!!

「痛いです。」

そう私が言うと、先生は

「痛いですか…どうしますか?やめますか?」

そう優し気に聞いてくださるけど、

やめる?やめるなんて言っているけど、検査自体はやめないのだから、それはつまり口からってことになるわけです。笑

「喉まで行ってしまうと引き返せないので、やめるなら今です。どうしますか?」

苦渋の決断を鼻にカメラを差し込んだ状態で迫られる私。

「これから先、今以上の痛みはありますか?」

痛みを堪えながら質問してみると、

「人によっては慣れてくる人もいますが、狭い場所をカメラがこするので痛みがある人もいます。」

ですよね…(泣笑)

鼻の奥が痛いけど、口からの辛さは知っているし。。。

でも、決断しないとお待たせしてるし、痛いままだし。。。

結局はほかの人なんて関係ない。

「この痛み、耐えられる?耐えられない?」の二択を自分自身に問いかけるだけ。

こうなった時、私が唱える決まり文句を思い出しました。

出産の痛みに比べたら耐えられるはず。

こうなってしまえばGOサインしかありません。笑

「このまま鼻からでお願いします。」

そう先生にお願いしました。

「では、痛いかもしれませんが少しの間なので頑張りましょう。」

そう言って、再開しました。

狭いところはゆっくり道を探して探して…と先生も大変そうなところもありましたが、しっかり丁寧に食道、十二指腸、胃の入り口、出口など詳しく説明してくださいました。

正直、痛いので余裕がなくて、異常がないなら説明はいいから早く終わってほしいと思っていましたが…(笑)

丁寧に見てくださいましたが、やはり狭かったために出血。

鼻血が検査後もしばらくの間は止まらなくて詰め物をして苦しかったです。

しかも、痛みが全然消えず。。

看護師さんに「痛いですよね…麻酔がとれたらもっと痛みが出る可能性もあります。人によっては三日間くらい痛いという人もいます。」と言われて、もうあきらめて苦笑いするしかありませんでした。

けれども、覚悟に反して、鼻血も1時間くらいで止まり、このブログを書いている23時、痛みもだいぶ和らいでいます。

結局、口からと鼻からとどっちがいいのか?問題は、鼻の奥の狭さによるところは大きいと思いました。

広ければ絶対鼻、狭ければどちらもほぼほぼ辛さの度合いは同じだと感じました。

ただ、辛さの種類は違います。

  • 経口:吐きそうな気持ちの悪い辛さ
  • 経鼻:鼻の局部の痛みとちょっと気持ち悪い辛さ

終わった直後は

「次回は口からにしよう!」

と思っていましたが、鼻の痛みがだいぶ和らいだ今、少しだけその気持ちが揺らいでいます。笑

時間勝負の最後のミッション

胃カメラのために麻酔をしていたので、薬がきれる1時間後まで飲食は控えるようにと言われて、今日のすべての検査は終了。

しかし!!

私には大事なミッションが残っていました。

それは便の採取です。

胃カメラの終了が11:00

食事が可能になる時間が12:05

提出のタイムリミットが13:00

これはかなりギリギリのミッションです。笑

食事可能時間になるのを待つ間、私はとにかく「急いでご飯を食べなきゃ。」と焦っていました。

11:50頃、喉の奥に若干の違和感は残っているものの、大丈夫そうな気がしたため、お水を摂取。

水を飲んでもむせないことを確認!やった!!

むせなければ食べてもいいと説明書に書いてあったので、すぐに食事をオーダー。

ここは出すためにガッツリメニュー、とんかつ定食(笑)

昨夜振りなのに、一気にモリモリ食べました。

よく噛んで、食べました。笑

飲み物もなるべく多く飲みました。

そして!!!

やはり!!!

食べたら出ました~!!!!!(涙)

ミッションコンプリート!!!!!(そもそも遅れているけれど…(;’∀’))

まとめ

今回の人間ドックはとても学びの多いものでした。

  1. まず、人間ドックの前1週間はしっかり書類や当日の予定を確認して準備すること。
  2. 鼻は見た目が大きくても奥が狭い場合もあるということ。
  3. 胃カメラは口からも鼻からも同じように辛いということ。
  4. 鼻の奥が狭い場合は、胃カメラの後遺症は鼻からの方が長いということ。

今日は恥ずかしい失敗談がメインになってしましましたが、健康第一!!

これから人間ドックを受ける方の参考に少しでもなれば嬉しいです。

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